国際研究交流・パートナ―
未知の研究領域に果敢に挑戦する中、当研究室は数多くの国際研究交流活動を通じた研究協力・指導を受ける事で大きく成長を遂げてきました。築いた国際研究交流基盤を基にさらに研究・教育活動を進めていきます。
リンショーピン大学 IFM研究科
Plasma& Coatings Physics Group,
スウェーデン
HiPIMS技術の生みの親、Vladimir Kouznetsov教授を継承する名門研究チームからこれまで多くの研究指導、研究協力を受けてきました。これまでに計2名の本学修士学生の派遣と1名のリンショーピン大学博士学士の受入を実施、盛んな研究交流を進めています。
2000 年代当初よりHiPIMS 研究を牽引してきた同研究グループと共同で、現在酸化物薄膜成長に関する研究を進めています。同研究チームがもつHiPIMS プラズマの光学的分析手法に関して当該分野でもトップクラスのスキルを持ち合わせており、我々も数多くの研究指導を頂いています.2017年度よりJSPS二国間交流事業のサポートをいただき、計4名の本学修士学生が研究活動を実施してきました。
世有界でもトップクラスのレーザー技術に関する研究設備を有し、その応用研究を進めている同研究所の協力を得て、DLCコーティングのマイクロテクスチャリング技術に関する共同研究を進めています。同トピックでは、計2名の本学学部・修士生を計1名のブレーメン大学修士学生を受け入れ積極的な研究交流を進めています。
ICMS, Instituto de Ciencia de Materiales de Sevilla: (セビリヤ材料科学研究所)
スペイン国家研究評議会 (CSIC),
Nanotechnology on Surfaces Group
スペイン
GLAD(Glazing angle deposition)と呼ばれる特殊なスパッタリング技術における薄膜成長の研究で世界をリードする同研究グループの協力を得て、3次元立体構造物への均一成膜を実現するための技術を2019年度より共同で研究を進めています。今後学生交流を含めた活発な研究交流を進めていきます。
プラズマ数値解析の大家であるTiberiu Menea 教授の研究グループとHiPIMSプロセスを用いた酸化物薄膜形成に関する研究交流を進めてきました。過去1名の本学学部生が派遣されています。